#ホビヲの読書感想文

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日曜日の読書

日曜日の読書 (新潮文庫)

  • 著:阿刀田 高

富士通では社員研修プログラム「四十五歳研修」が実施されている。
仕事だけではなく、教養を高めることで人間力をつけるのが目的とのこと。

そこで、文学の講義を担当していた阿刀田高。
社員に向けての講義内容をまとめたのが本書となる。

大江健三郎から吉本ばななまで、10作品を軸に小説の楽しみ方を指南している。

小説家らしく独特の表現を用いて作品を論評するため、俄然興味が湧き、紹介された作品を読まずにはいられなくなる。
楽しみ方だけでなく、創作の技術論についても言及が多く、学びが大きい。

四十五歳になったらもう一度、読み直そう。